個人再生のメリット・デメリット
個人再生には次のようなメリットがあります。
一つは、多重債務という借金問題を抱えていましても住宅ローン特別条項を活用しますと、マイホームを保持しながら借金を整理することができます。
また、弁護士や司法書士などの専門家に依頼し、専門家から介入通知が発送されますと、債権者はそれ以降、取立てができなくなりますから精神的にも経済的にもとても楽になるでしょう。

専門家に依頼した時点から個人民事再生手続が終了するまでの間は(大体10ヶ月間)、支払いを停止できますから、その間に、これまで支払っていた分を貯金などに回して生活に備えにしたり、今後の対策に利用することができます。
結構大きなポイントですが、自己破産の債務整理とは違って、資格制限を被ることはありません。
個人再生での特筆すべきメリットは、ギャンブルとか浪費が原因での借金であっても利用できるということです。
逆に、デメリットは手続きがかなり複雑で時間を要しますし、費用も高額となります。
これによるところが大きいのでしょうか、個人再生手続きで借金問題の解決を図る人は自己破産に比べますとはるかに少ないそうです。
司法書士に借金問題を相談し債務整理の依頼をしますと、各債権者に対して、債務者のこれまでの取引経過を提出させることができます。
消費者金融などの金融業者のほとんどは、法律上の制限を超過した利率で貸付を行っていますから、司法書士はこれを正しい利率に引き直して、正しい債務の額を算出します。
これにより、多くの場合、借金は減額されます。
借金問題でクヨクヨ悩んでいる暇などありません。
借金の返済が苦しくなったときには、借り入れをしている金融業者の担当者に率直に現在の状況を報告することが大切です。
この社会人としての大人の対応を取るのと取らないのでは、これから借金問題を解決するにあたって雲泥の差が出てきます。
金融業者にとって困るのは、やはり突然返済がストップすることです。
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